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大月の漁師飯やけんど、いろんなが作りよるけん、大月に来たらいっぺん食べてみちや。

TEL. 大月町商工会 電話:0880-73-0135

さつま汁の昔話


高知県大月町の「大月さつま汁」は、太平洋と豊後水道がぶつかる大月町近海で獲れる新鮮な魚を使った伝統的な漁師飯です。 
その昔、九州から伝わったとされるこの料理は、四国西南端の町・大月町で郷土料理として長年愛され続け、今では現代風にアレンジを加えながら、地域グルメとして提供されています。
〜柏島で訊いてきた「さつま汁」のルーツの一説〜
大月町の「さつま汁」は、その昔、「佐伯さん」と呼ばれる九州の仲買人が、 柏島の漁師に伝えたといわれる漁師飯です。
明治から昭和初期にかけて、柏島では「ぼけ網」(棒受網)漁によってたくさん の魚が獲れてたそうで、当時の柏島には漁で捕れたアジやイワシを長期保存 するための「節」を作る加工場があり、島の女性の多くもこの加工場で働いていました。
その頃には、大分県の佐伯からも多くの仲買人がこの「節」を買い付けにきており、当時は九州から来た仲買人を総称して「佐伯さん」と呼んでいたそうです。
その「佐伯さん」と呼ばれていた仲買人が、漁で忙しく働く島民に伝えた賄い料理が柏島の「さつま汁」だという事です。
と、いう事で、大月のさつま汁は、愛媛県南予地区から伝わったものではなく、九州から直接伝わってきたようなんですけど、先日、大分で「さつま汁」の事を聴いたのでしたが誰1人知りませんでした。(「冷や汁」と言えば通じました。)
また、柏島古来のさつま汁は、落花生は使わず、汁に刺身を浸け込むなど、独特の漁師飯のようで、やはり愛媛のものとは別物のようですね。

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大月町地域グルメ研究開発委員会

お問い合わせ:大月町商工会

電話: 0880-73-0135